【ブラック社員対策】
ブラック企業云々マスコミは報じますが、こちらは報じません。バイトテロまでになれば、報じられます。しかし、経営そのものが決定的ダメージを被ります。
最近、増えている相談案件です。とはいえ、不良社員の取り扱いに関する問題は以前より存在していました。完全なる違法行為から、スレスレの行為。法には触れないが組織においては問題となる行為。組織全体の士気低下。根腐れ。組織崩壊。
本来の業務の改善に取り組めば、明らかに業績が変わるようなケースであっても、社員がブラック化していることで、業務は改善されず、業績に変化は起きない。
従業員は、労基法等を盾にする。悪質な入り知恵をする近しい存在もいる。逆に経営者は、サポートしているはずの専門士業が自らの資格剥奪を怖れるため、従業員側の視点に軸足を置き、経営者側の期待に応えない。本末転倒。顧客は誰なのか!
特に中小企業経営者は苦しい。なかなか募集も集まらない。自分の代わりにマネジメントしてくれるNo.2も育っていない。組織が古いのはわかっているがどうしていいのかわからない。
そんな状況になってからの相談が多々。そして、泥臭い、生々しい現場に立ち入る。修羅場になっても勝算のある戦略を用意。緊急的な対処と中長期的な改革の実施。
本来ならば、大手術となる前にブラック化を防がなければならなかった。
新規募集、面接、採用後の教育、新入社員教育…。だけでは、その準備になり得ない。まずは、既存組織=受け皿自体を改革した上で、新入社員を受け入れなければならない。3年B組金八先生の「腐ったみかんの方程式」ならぬ、腐ったみかんだらけの中にフレッシュなみかんを一つ入れたらどうなるか?
人には感情があります。組織は生き物です。手遅れになる前にシステムを整えましょう。マジメに頑張っている社員を守るためにも