なにやら、キナ臭い情報が入ってきます。威勢のよい声が聞こえたりもします。それがリアルであるかどうか?分からなかったりもします。そんな空気が漂うなかであっても、我々経営者には、この社会を持続可能な未来に近づける責任があります。
仮に思想が 右であろうが 左であろうが、「戦争はNO!」とする信念が必要です。全人生をかけて取り組んでいるはずのビジネスは、顧客・従業員・パートナー、そして自身の家族における『幸せ』に繋がり、身体・生命・財産への危機があれば、最低限守らなければならないものです。よって、一時の感情に流されての 威勢のよい発言などは踏み止まり、再度 どうすべきか?を見つめ直さなければなりません。今一度、私たちの世代が行なおうとしていることは、
ほんとうに未来の人々が
喜んでくれるコトなのか?
検証しなければなりません。そして、有事となるならば、正義と正義のぶつかり合いと呼ばれるこの戦争を未然に防ぐアクションこそ、人類の英知であり、平和憲法を持ってきた私たち日本人の果たすべき使命だと思います。
こういった歴史が私たちの根底にあったからこそ、戦後の焼け野原から復興し、世界トップクラスの経済大国になれたのです。そろそろ、経済に直結する技術ばかりを輸出するのではなく、平和な国づくりの哲学とノウハウを輸出すべき時ではないでしょうか。
まず、私たちは社長である前に人間である ことから、振り返りたいと思います。